ピンブラブログ

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

「emmureeの魅力とは何でしょう?」

「幽閉された世界へようこそ」

80'sポジパン&90's黒服系の血を受け継ぐ希少なシーラカンス
侘び寂びの効いたモノクロームの景色・赤く熟れた熱情を秘めた妖艶なステージングをご賞味あれ。
ヨボくもオバンギャをアガらせてくれないバンド。

一見、ダークで取っ付きにくいバンドかもしれないけど、一度ハマればそのユルさの虜になるはず…。
ただ単純にユルいわけではなく、ライヴの空間が大変心地良い。

個人的に、メジャー直前・直後で脂が乗っていたり、上昇気流が起きているバンドはもはや眩し過ぎるのだよ…。
バンドの崩壊を目の当たりにするのもシンドくなってきたし。

そんな中、見ていて凄く安心するのが12年選手のemmuree。
幾度立ち止まってもなお歩き始めた姿がとても力強い。

V系バンギャル界隈における伝統や風習、賛否両論、イザコザなどに疲れ果てた方は、騙されたと思ってemmureeのライヴを見てみることをオススメする。
ファンのステージを見守る視線がとても温かい。
そして、メンバーから何かを押し付けられることもない。
課外活動的なセッションだって必ずしも全部追う必要はないし。
追っていて気持ちが楽な反面、最近の積極的な活動っぷりは心から応援したくなる。

何でここまで好きなのかな〜と改めて考えると、メンバー全員のスタンスに共感できるんだよね。
ユルいように見えて、相当の反骨精神を持ち合わせたバンドだと思う。

“幽閉された世界”を十二分に堪能できるワンマンはもちろん、アウェイ的なライヴも魅力。
媚びるわけでもなく、無理に客を持って行こうとするわけでもない。
「理解されてたまるか」という突き放しっぷりもパンクで痺れる。

ダークなバンドがお好きな方にはきっと気に入って頂けるはず。
同期には殆ど頼ることのない、シンプルなサウンドが生み出す狂気を孕んだ世界。
そして時折、雲間から射し込む白い光。

音源の入手方法が限られているのが難だけど、宜しければオフィシャル通販で是非。
返信が早かったり遅かったりムラがあるのも難だけど…(ムラーなだけに…)。
もちろん、V的なお店の店頭でも買えるかもしれない。
ライヴの物販が一番確実だけど。

V系って何だ?????
ロックって何だ?????
おまいら何でバンドやってんの?????
だったら自分は何でバンギャルやってんの?????

という、根本的な疑問に無言で答えてくれる、そんなバンドだと思う。

◆emmureeロヴェアピール活動まとめ
http://pinkblood.blog2.fc2.com/blog-entry-4203.html



▲emmuree LIVE DVD『XXXX.Paint It Black』
 2011.9.19よりライブ会場にて先行RELEASE