ピンブラブログ

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

KYOKUTOU GIRL FRIEND主催公演「”GIGS” WEEKLY KGF_4」@新宿LOFT

前日のムレWEST単独の余韻を引きずりつつも、ここはプロのバンギャル根性を発揮し(笑)、サクッと気持ちを切り替え全編楽しんで来ました。
チョマン(=超満員)のイベントなんて久々過ぎて至極体力消耗したわ〜。


2011.05.28


ヴィデオグラマァ(O.A.)
初見。
いや〜…曲にヴィジュアル、ライヴの雰囲気までまんま石井期のcali≠gariだった…(笑)。
フライヤーやらCDのジャケ、公式サイトのデザインセンスを含め、あからさまなフォロワーなのにも関わらず嫌悪感は全くなく、むしろ完全に狙ってやらかしている感が興味深い。
2006年結成って、結構昔からいるのね。
当時からこの芸風なんですか?
このまま突き進むのか違う方向性へ逸れるのか、はてさて。
ベースの衣装の、腕を動かす度に膨らむ袖のギミックが気掛かり…。


amber gris

・OP
・銀色のコフィン
・wishstar and sunlight and darkness
・H u m m i n g B a r d ' s
・lizard skin
・海風と雨と最後の手紙

大変ご無沙汰しておりました。
「Rooftop」の対談記事に書かれていた通り、やっぱりロフトはあまり似合わない。
多分、地下室よりも広い会場で映える音楽性だな、と感じた。
しかし、以前見たときよりもバンドのグルーヴ感が増したように思う。
激しい曲もいくつかあるけど、個人的には「海風と雨と最後の手紙」のような静かで雄大な曲のほうが好み。
のびのびと歌う手鞠の声が気持ち良かった。
歌を歌うためにそこにいる彼の姿に、何だか圧倒された。
7月リリースのフルアルバムと8月のツアーに期待しています。
まだまだ伸び代のあるバンド。


9GOATS BLACK OUT

・690min
・SALOME
・BABEL
・ROMEO
・Who's the MAD
・headache

極東主催を意識してか、かなり激しめのセトリだった。
山羊は音楽性の相違により、それほどツボではないことに気付いたのだが、客観的に見て滅茶苦茶格好良いね。
特にハチかこいいよ。
ひたすら一生懸命に弾いていてステージに飛び散る汗が綺麗。
ウタはギターの調子がご機嫌斜めで悔しそうだった。

量産「今日のイベントはこだわりの詰まった魅力的なバンドが沢山揃っているので、空や星を見て美しいと思うように、あなたのお気に入りのバンドを見付けてください。その中に9GOATS BLACK OUTも入れてくれれば何よりです」

なんて優等生的なMCをサラッと言えちゃう彼は学級委員長か生徒会長だと思う。
何その出来杉クオリティー。

以前、どなたかが「ムレと山羊はどっちも好きだけど山羊は手刀界隈に馴染まない気がする」って言っていらした気がするんだけど、私は例えるなら想さんはドラえもん大山のぶ代期)で、量産は出来杉なんだと思う。
その違いだと思う。
それが『季節はずれのサマカニ』で共演し、どう絡んでいくのかが楽しみ。

てゆうか演奏の合間に量産がハチに耳打ちしてんのは犯罪の香りがするよ。
ホンモノの香りがするよ…。

また、一年振りに見て感じたことは、ライヴのノリが若い。
量産が煽ればファンもちゃんとそれに応えるし、みずみずしい。
若干emmureeとファンは被っているが、ここら辺が圧倒的な違いだと思った。
私にとっては少し眩し過ぎるし、素直に羨ましいな、と。


Moran

・Escort
・寡黙の夕べ
・マニキュア
ハーメルン
・彼
・Stage gazer
・同じ闇の中で

人見曰く、極東に対する愛情表現として今日の衣装はスーツにしたそう(笑)。

人見「でも極東のファンは(極東はフリルなんか着ねーよ!)と思っているだろうがコレしか持ってなかったんだよ!笑」

シズナ加入後初のMoranだったけど、想像以上に馴染んでいたな。
多分、Sugar解散後初めて見た。
私はやっぱりしーたんのギターが好きだ。
あの子はギターの申し子だよ。
ギターに愛されている。
音を奏でているときの表情や、弦が彼の指にピタッと吸い付くあの感じ。
その一挙一動が懐かしかった。
個人的に、ギターの音が少しまろやかになった気がする。
大胆な主張はせず、Moranというバンドの一部に溶け込んでいる。
それでいて、確かにシズナの音なんだな。
加入時は「Moranの世界観を壊すのではないか」と囁かれていたが、全くそんなことはなく、バンドにキチンと彩りを添えていたように思う。

…と感極まりつつ、オバンギャモッシュに巻き込まれ弾き飛ばされる(ヨボ…)。
いや〜何年か振りに咲いたわ(笑)。
暴れ曲が続いた後、「光はほかの人に貰えばいいよ」と、人見節全開の語りを経て「同じ闇の中で」。
ステージに余韻を残すという意味で、今回最も印象深いライヴをしたのは彼らだと思った。


Kaya
カヤちゃんは新譜『Queen』に合わせ、マリーアントワネットの衣装で登場。
盛った頭にゴージャスなドレスが可愛い。
お姫様。
なのにMCが愉快で楽し過ぎる。
彼女のMCは元気を貰えて大好き。

カヤ「素敵なバンドが続いてさあいよいよ極東…!というところでカヤ(ドヤァ)。なっはっはっは笑」

「ヘドバンとか旧手扇子とかやりたいんでしょ?」「ブレイクアウト世代」「MASCHERA」「ROUAGE」といったオバンギャの生態を把握した単語が次々と飛び出し、沸きに沸く会場。
あと、今回の楽屋では量産狙いだったらしい(笑)。

そんな喋りとは裏腹に、素敵な歌声を堪能させて頂きました。


KYOKUTOU GIRL FRIEND

SE『禁じられた謝肉祭』
・放送禁止のブルース
・エクスタシー
・家出少女のように
・乱脈
・噛みついて離れない
・縄と拡声器とヒロイン
勝手にしやがれ

en
堕落論
・闇を嗤え_警告(instrumental)

「世界一美しい解散」を約束したKYOKUTOU GIRL FRIEND。
音源感想でアレほどプッシュしておきながらライヴは初見だったんだが、想像と全くブレない。
極東は生の音が格好良過ぎるよ。
近年稀に見る、オトコマエの、不良のためのロック。
MCなどは一切なく、ただひたすらクールに、畳み掛けるように演奏が続く。
徐々に会場の熱は増していき、観客全てを惹き付けるその魅力。

いや〜勿体ないな〜。
ホントに勿体ない。
まだまだやれる気がすんだけど。
オバンギャにはあの硬派さがたまらんよ。
初めてのライヴであんなにもノリやすいのは久々だ。
つくづく惜しいな。

でも、解散前に一度でも見ることができて嬉しかったです。
そして、この素晴らしいイベントを主催してくれてありがとう。


そんなわけで、カヤちゃん曰くネ申対盤(笑)。
おなかいっぱいだよ。
実のあるイベントだった。
これで3000円は安過ぎだろう。
出演バンドも全てこなれているので、転換もスムーズで良かった。

いやしかし昨日のムレに比べてフレッシュだったな〜全体的に。
やっぱりムレはヨボギャのためのバンドなんだな。

前日のウエストの天井の広さと、ロフトの地下の空気感。
対比すると、通常で考えたら出演バンド的に正反対の会場なんじゃないかな〜。
それがまた面白かった。

10年来の仲なのにも関わらず、東京では初めてご一緒させて頂いた仙ギャ同盟のM都さん、お疲れ様でした!