ピンブラブログ

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

emmuree 単独公演『灯陰』@高田馬場AREA

先日、単独公演の宣伝とともにアップされた「angel's watercolor」の映像が素晴し過ぎて息を飲んだ。
完璧で、美しくも、力強い。
「これが私の好きなemmureeだ…」
そう思ったと同時に、一つの不安が胸をよぎった。
「果たしてこのバンドは、これ以上高みを目指す気はあるのか…?」と。
そんな不安も、この日のライヴで全て打ち消されたけど。


2010.12.23


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客電が落ちるのと同時に流れたのは、往年のクリスマス・ソング「White Christmas」。
若干反応に戸惑うオーディエンスたち(笑)。

そこへメンバーが一人ずつ登場し、無言のまま初っ端に演奏されたのは何と「ラブレター」(※個人的にemmuree最恐のキラーチューンである)。
脳天を鈍器で殴られたかと思った。
古き良きアメリカン・スタイルのクリスマスを、まるで皮肉るかのよう。
壮絶な情念・怨念。
凄まじい轟音とともに響き渡る、生々しい感情の濁流。
エリアを真っ赤に染め上げる。
私はラブレを聴いた瞬間「ああ、自分の居場所はここだ」と心底安心した。
「クリスマスだ!るなしーだ!」と浮き足立つ世間と、このドロドロした世界観のギャップが堪らない。
私にとってラブレは最高のクリスマスプレゼントでした(笑)。

続いて2010年初頭にリリースされた2ndフルアルバム『灯陰』から「miss【drain】」「ジザスカ」「instability」「灯陰 - orange -」を披露。
前回の仙台でも感じたことだけど、やはり2010年は『灯陰』に始まり『灯陰』に終わった。
1年かけて大切に温められ、素晴らしい作品になったと思う。
過去の曲を凌駕するほど、『灯陰』以降の曲が輝きを増している。

また“灯陰曲”に交え、久々に演奏された「慈愛の羽根」「an acute」は、今回演ると思っていなくて意外だった。

想さん「あちら(るなしー@ドーム)では黒いうねりが起きていると思いますが(笑)、こちらも盛り上がって行きましょ〜う」

と、怒涛の戦闘態勢。
激しめの曲が続く。

狂気溢れる「呼吸」「葬列とxxx」、突き抜けるほどポップな「灰色の空の下で」、ジャジーな「瓶詰少女」…多彩な表情を見せる楽曲たち。
どんな種類の曲を演っても「アンミュレ」なのがほんとに凄い。

澄み渡った青い空、心の曇り模様、地下の暗黒世界…。
コントラストがグラデーションのよう。
狂気と優しさを持ち合わせたバンド。

正直なところ、想さんの喉は本調子とは言い難かったけど(本編の途中から結構キツそうだった)、それでもなおアドリブやアレンジを加え歌い上げる姿に圧倒される。

何だろうな〜多少想さんの喉がヤバくてもドラムが走ってもギターがトラブってもベースがミスっても「こいつらなら大丈夫」と思える安心感。
信頼感。
力強い、どこまでも。

本編終盤に演奏されたのは、「ROSES〜骨と薔薇と闇と光〜」「弔」「angel's watercolor」「祈り」「手紙」。
この流れがまた素晴らしくて。
この場に居合わせることができたのがほんとに嬉しくて。
「手紙」の締めでは、まず想さんがハケ、朋さん→ハルカさんと一人ずつハケ、最後はゆっきーさんのドラムだけが静かに鳴り響く。
秀逸のラストだった。

そうそう、想さんのメイクが途中からどんどん薄くなって天使の水彩辺りではテカテカだった。
めっちゃ満足気で優しい表情だった。
何て表現すればいいかな…まるで彼女のスッピンを見てしまったようなドキドキ感?
「あーこいつこんな表情するんだ…」みたいな!

で、想さんのアウアア衣装の脇の辺りが途中からどんどん破け…どこぞのストリップshowかと…†(誰も繕ってくれなかったんですかね…)
大胆ではなくチラ見せセクシー。
初っ端のラブレが凄過ぎてもうあんむれヤバいわと思ったけどライヴ後の会話が「想さんエロい」で持ちきり…†
…色んな意味で酷い。
しかし見始めた当初より確実に艶っぽくなっているような気がするよ…。

んでアンコール。
まずは、単独公演お馴染みのドラムソロ。

ゆっきー「もっと黄色い声を聞かせておくれよ?」
客「ゆっき〜?↑」
ゆっきー「東京ドー…高田馬場エリアドームの天井を吹き飛ばすほどの声を…!」
客「ゆっき〜?↑」
ゆっきー「ま、まだまだ…そんなもんじゃ…ないだろ…!」

何度やっても煽りキャラに成り切れないゆっきーが愛しい。

想さん、登場。

客「想さーん」「想さーん」「想さーん」
想さん「想ちゃんだろ?(※前々日のジキルナイトを引きずっている模様)」
客「想ちゃーん」「想ちゃーん」「想ちゃーん」
想さん「やっぱり『想ちゃん』はTUSKさんだけだな…(ポッ)」

よっぽど嬉しかったらしい。

想さん「SLAVEたちに捧げます…†」

と言って「グロセックス」。

そして、夏に開催された“熱帯夜ツアー”のメイン曲となった「熱帯夜」「真っ赤な林檎」。
いやしかし「熱帯夜」のエロさは異常だよ…(まだ言うか)。
大人の色香だよ…誘っているとしか思えないよ…。
真冬なのに「俺たちの夏はまだまだ終っていなかったんだな!」と錯覚したよ…。

2回目のアンコールでは、全員おニューの暗黒ロンT着用。

表:胸に†が4つ重なっているロゴ入り(説明されるまでマジで何か分かんなかった)
裏:2010年のライヴ記録がズラッと(想さんが「もし抜けていたら書き足してください(笑)」だって)

物販紹介のあと、想さんが今後の予定についてお知らせ。

・3/25 高崎Club FLEEZ(単独) ←歓声
・5/27 渋谷O-WEST(単独) ←更に歓声
・6/6 高田馬場AREA(GATE OF CHAOS)

それ以降、暫くライヴ活動休止とのこと。
しかし、そう長くならないうちに戻って来るようなニュアンス。

ライヴ活動を休むことに関して、特に理由や意図は語られていません。
でも語る必要はないと思う。

何となく予感はしていたし、単独の数日前から重大発表についてアレコレ考えては胃が痛くなったりしていたけど、ライヴが進むにつれて「あ、こいつらは大丈夫だ」という確信は持てた。

私は『灰色』以降のファンだが、数年前の活休時に「本気でemmureeを続ける事は出来ない」と思っていた彼らが、まだステージに立っていて、活動をしている。

あれからフルアルバムを2枚もリリースして、未だかつてないほど勢力的にライヴ活動を行なってきた。
私にとって奇跡のようなバンド。

だから、大丈夫。

ウエストワンマンに関して、想さんは「自分たちは今まであんまり頑張る感じのバンドじゃなかったけど…このまま頑張らないのは寂しいので」と決断したそう。

想さん「O-WESTの歴史の1頁を真っ黒に染めましょう」

12年目にしてまさかのウエスト。
まさかの挑戦。

こんなに格好良いバンドっているか?

ラストは、彼らの代表曲「楽園」で幕を閉じました。


私は、いつ彼らがいなくなろうとも後悔しないよう、全力で一つひとつのライヴを大切に見てきた。
バンドの平均寿命は短い。
そんな中、自分の好きなバンドがインディーズで12年も活動しているという事実。
それだけで嬉しくて嬉しくて。
例え、いつか自分がライヴへ行けなくなったとしても、ずっとバンドには続いていて欲しい。
還れる場所であって欲しい。

想い出だけが残ったとしても。

それが願い。

あんむれは私の希望です。
ただひたすらありがとう。



…。



何だよバカ!
まだまだババンギャアガれねーじゃんよ!
まいしてうよ!
あんむれウエストはDVD化しろよ!
絶対だぞ!
うあああああん!!!!!



暗黒ミラー
▲暗黒ミラー…†

今回買った物販:暗黒ミラー、新アー写(A&B)、暗黒ロンT(赤&白)

実はむれむれティッシュもまだまだ残っているみたいなのでヨボしく!
物販沢山買ってあんむれO-WEST公演DVD化の資金源にしようZE!
ソコの麺たちも音源貰っていないでちゃんと買うように!


・何度も言うけど想さんエロい
・何度も両手を合わせて感謝(お辞儀)していたハルカさん可愛い
・みっくん衝撃の黒髪巻き毛は多分ヅラ?
・ゆっきーは久々の短髪&眼鏡でシャレオツ

SE『White Christmas』

・ラブレター
・miss【drain】
・ジザスカ
・instability
・灯陰
・慈愛の羽根
・I hear the clocks counting down
・月に溺れる蜜蜂
・呼吸
・an「acute」
・灰色の空の下で
・瓶詰少女
・葬列とxxx
・Gray Note Freak Show
・ROSES〜骨と薔薇と闇と光〜
・弔
・angel's watercolor
・祈り
・手紙

en.1
・グロセックス
・熱帯夜
・真っ赤な林檎

en.2
・楽園