ピンブラブログ

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

Angelo TOUR 07-08『THE FRENZIED EMPIRE』@仙台市民会館

かつて、ピエロのライヴ会場は非常にカオスだった。
21世紀になってもなお90年代を引きずった風のバンギャルをはじめ、コスにロリィタにおネエに…そりゃあもう、さまざまな客層で溢れていた。
その名残りが本日の仙台市民会館にはあった。

つーか市民会館なんていつ振りだよ私!
もしかしたら数年前のジャンヌ?????

そんな懐かしさを感じながら久々にラー友と会い、新譜を購入し、のろのろと後方ドセンに着席。
何だ…あのやたら凝ったセットやスクリーンは…。

ピエロと何ら変わらないじゃないか。

そして、少し押してからスタート。

2年振りに見たキリトはやはり小さくて可愛らしく(乙)、ロケンローラーになりきれない奇妙な動きをし、

ブッ壊してやろうぜえええええ!
狂っちまおうぜえええええ!
キ×ガイになっちまおうぜえええええ!

などとお馴染みの煽りを繰り広げる。

これに反応した客は揃ってフリを行い、まさに宗教、キリト教。

息の合ったリズム隊も健在で、音も以前と然程変わりなく、ただ、違うのは、弾かない派手目のギタリストと小太りのギタリスト…長年の相方がいない代わりに、ザクザクとした音を出すクールなギタリストがいるだけ。

で、これ、どこがピエロと違うの?

と、思いつつ、前半はいまいちノリきれないでいました。

んが。

中盤でバラードを立て続けに3曲も演りやがった。
雪的なものまで降ってきやがった。
ついでに照明が神々しい。

そこで何故か感極まってうっかり涙ぐんでしまい、やっと気付いた。


これはピエロじゃない。


アンジェロだ。


解散以来、ずっとずっと、粘着質に引きずっていた何かがようやく解放された瞬間。
大げさに言うと、呪縛から解き放たれたような。
そんな感じ。

いやー、ほんとに長かった!
長かった長かった長かった!

一度理解しちゃうと素直なもんで、元ラーの血が騒いだ私は、

弾 け た 。

おかげで首と腰と膝が痛い。

思いのほかヘドバンポイントが多く(ピの頃より多くね?)、しかも拳の嵐で(ヨボは疲れた)、旧手扇子も行える。
ヘヴィーでピエロの頃よりも激しい、攻め立てるようなセトリ。

ガタガタに見えた後期のピエロより全然アリかも。
何より、キリトがフリーダムだ。
思春期的な煽りやMCは相変わらずなんだけど、随分丸くなった。
そして、穏やかになった。
それなりにメジャーで揉まれているだけあってステージングも安定しているし。
この際、音の新鮮味とかそんなもんはどうでもいいや。
キリト節が健在で、まだ歌い続けていくのなら。

…しっかしあの地球外生命体はいちいち無駄に可愛いな!(乙乙乙乙乙)
何あの内股!!!!!
MCなんかカミカミでハニカミ!!!!!
世間的にはブッサイクでも私にはあれがコウサギに見えるわ!(乙乙乙乙乙)

あ、後半でステージを降りて客席まで歩いてきたよ。
おおう熱いねえ。
昔のラーだったらなり振り構わずお触りに行っただろうに、そういうのがないのも時間の流れを感じた。

そういえばよく分かんないけどアンコでパンダになっていた。

コータはいつまで経ってもいっぱいいっぱいで、タケオッサンはセクシーヴォイス。
TORUxxxさんはずっとサポートのままなんですかね?
アンジェロだったら彼のギターは合っていると思う。

そんなわけで、全く期待していなかった分、普通に良かった。
まー、曲調はみんな似たり寄ったりなのでなかなか覚えられないと思いますが。
これなら次回も仙台に来たらまた行きます。

ああ、昔のようにホールが埋まってないみたいなんだけど。
いっそのことピエロ時代のプライドなんかかなぐり捨ててハコでやればいいのに。
仙台だったらジャンクでいいよ、容易にソールドするよ?
つーかあのライヴならハコのほうが絶対に楽しい!
ホールならではの照明や眺めは流石に圧巻だったが。