ピンブラブログ

音楽と猫をこよなく愛する若干隠居気味のバンギャルブログ。

メゾン・ド・ヒミコ

私が小学生の頃、時代はバブルだった。そんでもって親父に連れられてニューハーフパブへ行ったことがある。私が人生で初めて見た本物のオカマちゃんたちは、皆、綺麗で底なしに明るくて、そりゃあもうステージはきらびやかで、子供ながらに「こんな世界もあるんだなあ…」と衝撃を受けたもんです。それ以来、私はオネエさんたちが大好きです。さて、今回見た映画メゾン・ド・ヒミコはゲイの為の老人ホームが舞台。粗筋は公式サイトで読んで頂くとして。見終えた時、何とも言えない気持ちになりました。悲しいんだけど温かい。実は何の解決にもなってないんじゃないの…とも取れるオチなんだけどね。昔見た、あの素敵なステージの裏側にはこんなにも切なくて苦しいものが潜んでいたんだ、と改めて思った作品でした。脇を固めている役者さんたちがキャラ濃くて良い味出してたし、日本の文化を大事にしてるところも良い。あーそう言えば、劇中のオダギリはシャツをパンツの中に収めていることが多かったな。やっぱりこれも演出?イイ男はどんな着こなしでもイイ男のような気がしてきた。ちなみに仮面ライダークウガって彼の中で黒歴史なんですか。略歴に一言も載ってないんだけどー。私これで特撮に転んでたかもしれない作品なのに!(あちゃー)まあそれはともかく、笑いあり涙ありの佳作。差別とか感情とか生き方を違った視点から考えさせられる映画です。

メゾン・ド・ヒミコ

音楽も心地良いです。

『メゾン・ド・ヒミコ』オフィシャル・ブック
『メゾン・ド・ヒミコ』オフィシャル・ブック

余談ですが、母親の付き合いで私の頭の中の消しゴムも見ましたよ。これはね…ツッコみドコロ満載だったにも関わらず雰囲気に流されて泣いた。…歳だね涙腺弱くなってるよ(笑)。でもチョン・ウソンは良いと思います。技術屋の男性は最高です。